どもども!まっと(@matt_922w)です!
アメリカ横断とは一体どんなものなのか?という話に関して前回の記事で触れました。読んでいただけると大まかにアメリカ横断には南部ルートや北部、そして滞在期間も色々なものがあることがわかっていただけたと思います。
さて、今回はアメリカ横断をするに当たって私たちが選んだ交通手段、キャンプカーについての説明をしたいと思います。
実はキャンプカーでなくてもアメリカ横断をすることはできますが僕は昔から
「アメリカを横断するならキャンプカーを借りてやりたいな〜」と考えていたので普通の車をレンタルしての横断には興味がありませんでした。
今回はキャンプカーを選んだ理由、そして実際に使ってみてどうだったのかについての感想なんかもシェアしてみたいと思っています!アメリカ横断をキャンプカーで走ることに興味がある人に向けて書いています。
なぜキャンプカーを選んだのか
横断をするだけならば乗用車でも十分に可能です。ですがなぜキャンプカーで横断という手段を選んだのでしょうか?
まず一番の動機としては最初に触れたようにキャンプカーでの横断に対しての憧れがあったのが大きいです。
ですがもちろんそれだけではありません。
キャンプカーを選択したのはメリットとデメリットを把握した上でプラスの面の方が多かったからです。
メリットとデメリットについてはここより下のところで触れています。
またメンバーの数も関係しています。横断に一緒に行ったのは全員で8人。少人数ならば乗用車を借りるのも一つの方法だと思いますが車を借りるならば2台車をレンタル必要がありました。実際に英語を勉強している人なら知らない人はいないであろうYouTuberのバイリンガールのちかさんが横断した際は乗用車を使っていましたよ!
横断するに当たってちかさんが出版した本が役に立ちました。現地で知っておくといい英語なんかも書いてあるので横断を考えているなら読んで損はないです。写真が多いので読みやすいですよ
キャンプカーのメリット
一応キャンプカーでの移動をしているのでそれに関する情報を共有していきます。
アメリカではそもそもキャンプカーといっても通じません。RV (Recreational Vehicle)といいます。
宿泊する場所はRV Park と打って検索すればでてきます— まっと@7月はNYいてるよ (@matt_922w) June 19, 2018
キャンプカーのことを英語でRV(Recreational Vehicle)と呼びますが僕たちがRVを選んだ理由はいくつかあります。
まずはメリットから挙げていきますね!
まず何よりのメリットはRVの中で生活することができるということです。
僕たちが借りたRVの長さはなんと30 フィート(約10メートル)
でだいたい車二台ぐらいの長さでした。このサイズで大の大人が8人入るぐらいでした。
アメリカで横断を共にしたキャンプカーの中身ってこんな風になっています!
動画では狭く見えるかもしれませんが駐車中は車の両側を広げることができるのでかなり快適に過ごすことができます!
中にはキッチン、シャワーやトイレがあるので中で普通に生活できます。#アメリカ横断 #キャンプカー pic.twitter.com/pQbDgezBjS— まっと@7月はNYいてるよ (@matt_922w) July 19, 2018
動いているときは8人が動き回るには少し狭いですが車が停車中のときは車の両側を拡張することができるのでかなり広々とした空間になっています。
そしてもう一つのメリットが料理ができるということ
RVの中にはキッチンが付いているのでそこで料理をすることができます。中にはオーブンや電子レンジ、そして冷蔵庫なんかも付いているので基本的な料理は全て作ることができます。冷蔵庫が付いていたおかげで色々な食材を保存することができたのでかなり助かりました。
まとめてWalmart等で必要な食材を買い込んでそれを料理していました。このお陰でどれだけのお金が浮いたのか分かりません。車内で料理ができるので一度もレストランに行く必要も有りませんでした。
レストランに行くとどうしても結構な値段になってしまいますからね。
地味にですが車の中で立って歩けるスペースがあったのは助かりました。
どうしても長時間移動のときに小さな車だと足を伸ばせなかったり体が凝り固まってしまうことが有りますがRVだと天井も高いですしスペースがかなりあるので車内でもストレッチしたり歩き回ることができます。長時間運転で体を自由に伸ばせるのはかなり助かりましたね。
また眠たくなればベッドがあるので寝ることもできたりと実際にはかなり快適な時間を過ごすことができます。
キャンプカーのデメリット
ここまではキャンプカー(RV)のメリットについて書きましたがもちろん全てが良かったわけではありません。実際に一ヶ月RVに乗ってみた上で感じたデメリットがいくつかあります。
一番のデメリットは燃費が悪いことです。
サイズが大きいですし8人も乗ってるので仕方がないことなのかもしれないですが燃費が悪いので結構な額をガソリンに使うことになります。
アメリカではリットルではなくギャロン(Gallon)という単位を使うのですが
だいたい 1Gallon = 4.8 リットルぐらいで
常に給油の度に最大の100ドルを払っていました。ガスの値段は州や都市によって変わるのですが100ドル払っても満杯にならないぐらいタンクが大きいのにそれだけ入れても
4−7時間くらい走るとガスが尽きるという始末。特に坂道やボコボコの道を進んでる時は燃費もかなり悪くなります。
そのため基本的には1日に1回はガソリンを入れてました。移動がメインのときは1日に4回給油したこともあります。それだけで4万円以上かかるって考えると結構ではないですか?
8人で割るので一人当たりではだいぶ安いですが。
他にデメリットをあげるとするならば作りが結構甘いことだと思います。
僕たちが借りた RVは一番最新式の型で2018年モデルだったのですが最初は綺麗だった内装がどんどんと壊れていったんですね。笑
言葉通り壊れていくんです。最初こそ良かったのですが走って行くにつれて壁が剥がれてきたり、何かわからないネジが飛び出したり棚が壊れたりと色々な問題が出ました。
これにはかなり驚きましたが返すときに聞いた話によるとこのようなことは普通なようです。
RVを返すときに車内で壊れたものについて一つずつメモを取られていたので僕たちは
「修理費用を請求されるんじゃないのか?」とビクビクしていましたが結局車内の破損等については特に聞かれることもありませんでした。
支障が出るほどのダメージが出た訳ではないのですが作りが結構甘いのでRVに乗る場合は覚悟しておいてください。最新モデルでもそれなので。笑
また駐車場を見つけるのにも苦労しました。
かなり車体が長いので街に行くと車を止めるスペースを見つけるのが難しかったです。国立公園や高速の休憩所などはRV専用の駐車場があるのですが都会の方ではそんな配慮がありません。ラスベガスに行ったときは少し街から外れたところにRVを置いてUberとLyftなどのサービスを使って観光したこともあります。都会にRVで行くのはおすすめしません。運転するのも難易度が上がりますし車を停める駐車場を見つけるのも一苦労です。
おわりに
前回に引き続きアメリカ横断に関する記事を書きました。今回はなぜキャンプカーで横断しようと思ったのかについてや、実際に使ってみた上で感じた良かったことや悪かったことについてまとめました。
情報としてはいくらでもネットがあれば調べることはできますが実際に使ってみた感想というのは簡単に見つけることができないと思うのでこの情報が少しでも役にたてばいいなと思います。
他にもアメリカ横断関連の記事をどんどんと書いていくので楽しみに待っていてもらえると嬉しいです。
横断に関することだけに関わらず質問があれば質問箱にて受け付けているのでどんどんと質問してもらえると嬉しいです!
ツイッター(@matt_922w)のメッセージも解放しているのでそちらでも受け付け中です。
読んでいただきありがとうございます!
それでは!
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