MENU

超ミニマル主義 四角大輔

彩香やSuperfly、そしてミスチルなどのプロデュースを担当しミリオンを何作も出した経歴をもちながらも途中からニュージーランドに移住。

自給自足の生活をしながらも会社の役員などをしている時期もあるが、それすらも全て手放し今ではメディア記事の執筆や作家業に営む四角大輔さんが書いた、ミニマリズムに関する本を読んでみました。

自分自身も旅人をしていたことがあり、荷物のミニマル化にはそれなりに自信があったのですが仕事や、スマホといったデジタルや目に見えない部分のミニマルの考え方も書かれていてとても勉強になったのでまとめておきます。すぐに実践できることもいくつか見つかったのでそれは仕事で活かしていきます。

目次

超ミニマル主義の要約

とにかく本を通じて伝えていることは物や、考え方もミニマルにすることで本当に必要なものやことに自分の時間を使っていきましょうという内容でした。

カレンダーや、仕事の時間の使い方といった目に見えない部分のミニマル化の方法も具体的な方法がたくさんのっていて、デジタル時代での生き方という部分についてもまとまっていました。

他のミニマリズム系の本では扱わない人生といった大きなスコープでの話もでてきていたのが印象的でした。

本のハイライト箇所について

・かつて一人当たりのGDPが世界一を記録し、優秀と翔さんされた日本人の「労働生産性」が主要先進国で最低と判明した。残業を重ねては休日返上で働き、睡眠とプライベート、心と体の健康を犠牲にして働いているのに、である。

・生きることの達人は、仕事と遊びに区別をつけない by 老子(仕事は究極の遊びであり、働き方は生き方である

・人類誕生から産業革命までの250万年間、祖先はきっと一日の大半を、雄大なる空や地平線、愛する人や家族の笑顔を眺めていたことだろう。スマホやPCによりドーパミン依存症になってしまっている。ドーパミン自体はやる気物質なので悪いものではないが「味方につければ最強、敵に回すと最悪」と思っておくべし。

スクリーンの過剰利用は「思考力・記憶力・集中力・認知能力・学力・自尊心・睡眠の質・人への関心」を低下させる

・現代人が人間関係を築ける限界値は、150人程度と言われている。誰とでもつながれる今は逆に社交しすぎなのだ。バーチャルな「他人との時間」より、「独りの時間」や「目の前の大切な人との時間」を優先するべき。SNSは主体的に使い手足として使いこなすべき。

・曜日の使い方をカスタマイズする。朝はとにかく自分の時間として使うことを最優先。

・ビジネスエリートたちは大好きな「何か」を持ち、それに対してプロ並みの熱意と技量をもってあそんでいる。

「週末に本気で遊べる人こそ、仕事ができる」「上質な休暇を過ごす人ほど、本気で働ける」

6つのバカンスゴールを設定し、体も心もリフレッシュする時間を作る

・「上司に嫌味を言われ、しばらく同僚から冷たい目で見られる」か「人生を変えるほどの旅に出る。」あなたならどっちを取るだろうか。

・タスクの重さを時間で測る。例)迷惑かけたクライアントへの電話も気持ちの重さで考えるとしんどいが、電話で10分程度と考えてしまうと気が楽になる。視点を変えて時間という質量で考えてみる

・カレンダーには「タスク名」を「予定タイトル」として入れ、✅マークをつけておく。これにすることでタスクとわかる。

書き方の例)✅原稿Aの校正 / 40-60分(時間読み) / 木曜まで(締め切り)

・タスキは一人でできるソロワーク系のタスクは「火水木金」の午前中に、人と会ったり足を使うアクションは「火水木」の午後を活用する。

・仕事のできる人はクレーム対応が早い。トラブル対応の達人は、気が重い案件ほど、即対応する。謝罪の返信をすぐにするだけでも、その後の一連のタスクが短くなる

クレームなどの連絡をみたら「たった今このメールを確認しました。大変申し訳ありません。早急に原因を調査し、対処いたします。まずはお詫びのご連絡のみにて失礼します。」と短文を送るべし。レスポンスの速さで誠意さを見せつける。これをしないと結果的に返事が遅れたことも謝らないと行けなくなるりトータルの時間が変わる。

・人生を変えるなんて簡単じゃない」

そう思っていないだろうか。しかし脳の仕組みさえ理解すれば決して難しくないことがわかる。

最初の一歩は「考え方」を変えること。脳という器官も筋肉と同じく、鍛えることで脳回路を強化したり、形さえも変えられるという。

・ほとんどの人が「一人では何もできない」と思っているが、決してそんなことはない。歴史を見ると、どんな社会変革も、必ず「一人」の思いつきと行動によって始まっている。例)ローザパークス、スウェーデンのグレタちゃんしかり

本書のまとめ

ミニマリズムの本なのになんでこんなに分厚いんだ。というのが最初の感想でした。でも読んでいけばいかにミニマルにするためには考えないといけないことがたくさんあり結果的にこれでもかなりまとまっている方だなと思いました。ただのミニマルではなく、人生を通じたミニマリズムを感じることができました。

この本に書かれていてすぐに使えそうなカレンダー術はすでに導入したので休みの取り方なども取り入れて見ようと思います。とにかく学びが多かったのでまた読みたいと思える本でした。最高でした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次