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The Psychology of Money 一生お金に困らない「富」のマインドセット

読書欲が増えてきました。まだまだ習慣と呼ぶには弱いけど本を読むことの楽しさが少しずつついてきた気がします。もっと本を読みたいけれど読むスピードと読む時間をうまく確保できていないのでもっと時間の使い方を工夫していかなければ

さて今回読んだ本はお金について。それなりの量のお金に関する本を読んでいる気がしますが収入が変わっていないのはまだまだインプットの量が足りないんでしょうか。。アウトプットも足りないし自分はまだまだだなと感じながら読んでいました。

今回も印象に残った箇所を忘れないようにメモ的な意味も込めて書いていきます。

今回はまとめというより響いたフレーズがいくつかあったのでそれをまとめていきます。

目次

誰もが0.00000001%の世界で生きている

お金に関する個人的な経験は世界で起こった出来事の0.0000001%程度でしかない。

だけれどそれは、あなたの考えの8割(以上?)を構成している。それぞれの経験に基づいた独自の異なるレンズを通して世界を見ていてそれが全てだと思いがちだが、実際はあくまで一部しか知らない。

あのビルゲイツですら想像できなかった複利の力

ハードディクスは最初3.5メガだった(IBM作成1950年ごろ)

1960: 数十メガバイト

1970: 70メガバイト

1980: 200-500メガバイト

そこからの進化は凄まじいものです。

1999: 6ギガバイトのIMAC

2003: 120ギガPOWER Mac

2006:250ギガバイト

2011: 4テラバイト

2017:60テラバイト

2019:100テラバイトに到達

1950~1990年で300メガバイト近くしか増えていないものが、1991~現代で約1億メガバイトも増えたことになる3000万倍という変化は当時のだれも想像できない変化です。これが複利の力の強大さです。アインシュタインが人類最大の発明といったのも納得ですね

テールの力

お金やビジネスにおいて忘れてはいけないのがテールの力について。テールとは分布図における最後尾の部分のこと。

美術の投資家は大量の作品をお金を出して買い込み、その中の一つでも実際に認められると投資の金額全てが帰ってくることがある。つまり5割以上で失敗したとしても一回成功することで全てを帳消しにできるのがテールイベントとなる。

ディズニーも実はこのテールイベントによって救われたとされます。今では大きな成功を収めているディズニーですが当時は作品が毎回売れず赤字の倒産の危機に面していたそうです。400本以上の作品を突くているのに売れないなかで「7人の小人と白雪姫」が大当たりしたおかげで今までの負債が全て消えたそうです。

400/1を当てるために数をこなすことの重要性が伝わってきました。

天才投資家と言われるジョージソロスも、

重要なのは正しいか間違っているかではなく、正しい時にどれだけたくさんお金を稼ぎ、間違っている時にどれだけ損失を抑えられるか

が大切だと言っている。これもテールの力をうまく説明していますね

リッチとウェルスの違いを把握する

リッチ:現代の収入が多く、それを使って贅沢な買い物をしていることだ。リッチな人は行動や購入パターンがわかりやすい。見た目を意識しているからだ

ウェルス(富):目に見えない。使われていない収入のことで、何かを買うためのまだ取られていない選択肢のことを指す。価値は将来的に今よりも多くのものをかう選択肢や柔軟性、成長をもたらすことになる。

富は目に見えにくいのでロールモデルを見つけることも難しい。リッチは見た目ばかりなのでわかりやすい。稼ぐ力は強いが残す力は弱いことが多い。

運動して、その分甘いものを食べてしまう人みたいなものですね

圧倒的貯蓄率を上げる

これは前読んだ年収300万FIREにも書かれている内容です。

稼ぐ力がなくても貯蓄率を上げることで富を築くスピードが加速していきます。

「真の成功とは、ラットレースを抜け出して心の平穏のために生きることである」

ともありました。

まとめ

お金に関する知識や考え方はみな偏っている。お金ではなく自由を追い求めるのがこれから大切でそのためにはリッチになるのではなくウェルスを持つ人間になることが重要です

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