学んだことのアウトプットとして次に選んだものはこちらの本。
「危ない会社の見分け方」わかりやすいタイトルですね。
日本だけでも数万、いやもしかしたら数百万以上の会社があり、上場でなければ何をもっていい会社なのか、悪い会社なのか判断できなくないですか?
それを判断することために必要な知識を学ぶことができます。
実際に自分も今後会社経営を考える中で知っておくべき知識がいくつもあったのでそれをポイントでまとめておきます。
それにしても簿記の知識は必要ですね。ずっと勉強するする詐欺しているので本格的に勉強開始しないと、、
知識はどれだけインプットしても、意味がないのでアウトプットを一番最優先で考えていきます。
この本を通じて印象に残ったのは以下の3ポイント
・会社の業績を見極めるために必要な3つのこと
・BSとPLの違い、そして重要性。
・株を購入するときの見分け方
会社の業績を見極めるために必要な3つのこと
まず大前提としてこの本は日本で上場している会社の判断方法について書かれています。
そのため海外の会社を判断するときには全く同じようにできるわけではないことは理解しておく必要があります。
ただ、考え方や注目するポイントは通じるところがあると思うので全く関係がないとは思わなかったです。
実はこの考え方は投資だけではなく、転職や就職の時にも役に立つと思いました。
この本では会社を判断する上で見るべきものは
・会社四季報
・決算短信
・有価証券報告書
の三つだと書かれています。
会社四季報
会社四季報は日本の上場企業の全ての情報がまとめられたもの。
日本にしかないようですが、専門家のコメントが書かれているようです。
会社の業績を伝えるもので日本の四季に合わせて公表されるもの
会社四季報では、
・自己資本比率
・有利子負債
・営業CF
└本業でどれくらい稼げているか。これは絶対に+であってほしい。ただ投資CLがマイナスになるのは状況に応じてOK。設備投資に使っている可能性もあるため
・利益剰余金
└今まで会社を経営している中でどれだけのお金が通算で残っているかを表すもの。
この儲けをだすために会社は存在する。ある意味一番大切なもの。総資産の30%以上ほどあると安心とされている。
などが書かれているのでそれを読み解く必要がある。
決算短信
賃借対照表や損益計算書といったもの。会社が出しているもの。四季報よりも早い段階で発表される。
BSとPLの違い、そして重要性。
参考:https://www.wins-one.co.jp/0/0/0/formulation
賃借対照表と損益計算書は確定申告の時にも必要になるけどいまいち理解ができていないので再度まとめておくと
賃借対象表:Balance Sheetと呼ばれるもの。「財務情報」
企業の一つの時期の年間の売り上げや資産状況などが書かれているもの
借金があるかないかなどのお財布状況のことです。
損益計算書:Profit and LossのPLとも呼ばれています。「業績情報」
これは年間の収益などがわかるもの。どれくらい稼いでいるかなどがわかります。
異性を選ぶ時に置き換えると
BSがどれくらいお金があるかをみて、PLではどれくらいお金を稼ぐかがわかる
キャッシュフローCLもみれるとさらに面白くなります。
有価証券報告書
これは会社がだすものだけど、決算から3ヶ月以内に出すものになる。投資家向けの資料などがこれに当たる。企業の売り上げなどに関する見解などがまとめられています。
株を購入するときの考え方
BSを見ている時に売り上げが毎年同じくらいで利益だけが伸びている会社があればこれは気をつけるべきとあります。
なぜならばコストカットなどをしている可能性が高いから。実は縮小傾向にある。
成長株(グロース株)と割安株(バリュー株)という二つの考え方がある
成長株:
売り上げと業績が伸び続けているもの
例えるならば、誰から見ても人気とわかる男のこと。
イケメンで高身長、高学歴で大企業勤務みたいなもの。
ただどこまで続くかはわからないので3年から10年ぐらいの長期的なデータを見て判断する必要がある。
割安株
実際に実力があり伸びてきているのにまだ評価されていない株
イメージとしてはこっちは図書館の端で本を呼んでいて目立っていないけど実はプログラミングができて将来大化けしそうな人。
株価指標としていくつか見ておくとよいものがある。
PER,PBR,ROEなど。これは今はまだ理解できなくてもよいかな
まとめ
今回はファンダメンタル投資の教科書という本をまとめてみました。
会社四季報を読むことはまだなですが、自分の事業をする上でBSとPLの重要性や利益剰余金について再度確認できたのでよかったです
現在の資本主義社会の中では実際に自分の資産を増やしていくためにはお金でお金を生み出す投資が必須になるので何度も振り返って勉強していきたいと思います。
会社四季報は試しに買ってみようと思います。
BS、PLに関しては世界共通でネットでもみれるのでもっと積極的にみていこうと思いました。
自分の会社の業績を魅力的にできるように頑張ります!
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