どもども!まっと(@matt_922w)です!
11月って言ったらどんなイメージがありますか?11月は秋が終わって冬の訪れを感じ始める季節ですね。アメリカではThanksGivingという感謝祭があるので多くの人は普段会えない家族に会えるタイミングということでワクワクしています。
ちなみに私の学校の教授はサンクスギビングが来ると言う事でテキサスにいる家族に会いに行きたいとの事で1週間丸ごと授業をキャンセルしました。笑
もうすぐファイナルなのですが、このタイミングはとてもアメリカ人に取っては大切な時期なのでしょう。ある意味で仕方のないことして受け入れます。
ですが!!
今回はサンクスギビングがテーマではありません!今回のテーマは11月に起こるもう一つの大きな行事、もしくは慣習を紹介しようと思います。
その名もNo-Shave November またはMovember です!!
参考:https://uk.movember.com/donate
名前から分かるかもしれませんが、No-shave =毛を剃る事を禁止すると言う行事なんです!
「なんで剃ったら行けないの?」、「なんのために?」
などいくつかの質問が来そうなのでそれに答えていきますね!
ちなみにこの行事は今では世界的なイベントになっており、アメリカだけでなく、オーストラリア、イギリス、香港など色々な国で行われているようです。
日本では聞いた事がありませんでしたが、アメリカでは結構有名なようです!
No-Shave Novemberとは?
11月になった途端にアメリカ人の友人たちが言い始めた、No-Shave November
と言う言葉。訳すと「剃らない11月」という事で、
「はいはい。剃ったらダメな月なんだねー。了解」
みたいな感じで受け流していたのですが、あまりにも色々な人が言って来るので調べて見ると、実はしっかりとした理由があり、最近ではトレンドとなっている活動だったんですね!
試しにツイッターで #NoShaveNovember と検索して見たのですが世界中色々な人がこの活動に参加していました。驚いたのが女性の方も多く、参加していた事です。
ヒゲなどはあまり生えないのですが、足などの毛を剃らないという意見が多くありました。
Movember
ちなみにNo-Shave Novemeberの活動にはもう一つの名前があり、それが「Movember」と言われます。
こちらの単語は造語なんですがなんでもオーストラリアでは口ヒゲ(Mustache)と言う単語を
Moustacheと言うそうで、
Moustache + November =Movember
という風になったそうです。
歴史
この行事が始まった歴史についてはいくつかの説があったのですが、1999年にオーストラリアで始まったと言うのが一番多かったのでそれが発祥だと思います。
男性のガンの発症しやすい年齢が20ー35歳だそうで、男性への警告、検査を受ける事の大切さを伝えようと言う考えから
”ヒゲを伸ばす”という流れが始まったようです。
ガンになると、治療のために毛を剃ることがありますし、薬の副作用で毛が抜け落ちてしまうこともあるので、ガン治療、ガン予防の重要性を伝えると言う意味もあるようです。
またコンセプトとしては
10月31日にヒゲを剃り、11月の間はヒゲを伸ばし続ける事で、髭剃りや髪の毛を切りにいく事に使うお金を献金し、更なるガン治療の研究所や、研究費に当てて行こう
となっています。
少し前にニュースをそうなめにした、氷の入ったバケツを頭から被るか、献金をするかという、
”アイスバケットチャレンジ”と似たようなものですね。
1ヶ月ヒゲの手入れをしないと、無精髭になります。そうなることで、周りの人から、
「ヒゲ生えて来てるけど剃らないの?」
と言う会話が生まれ、その返しとして
「実はこれ、No-Shave Novemberという活動で、ガンに対する関心をもっとあげるためにやってて、カクカクシカジカ、、、」
という風に自然な流れでガンに対する注意を伝える事ができるんです。
かなり賢いですよね。アイデア考えた人天才!
もちろん参加
という事なんで面白い事が、大好きなまっとはもちろんこの活動に参加しました。
実はこの活動を知らなかったので始める時期は少し遅れてしまったのですが11月になってから一度もヒゲを剃っていません。笑
案の定、「最近ヒゲはやしてるの?」
など聞かれるようになって来たのでその度に、No-Shave Novemberの事を説明しています。狙い通り。ニヤニヤ
元々のコンセプトは毛を剃る事に使う金額を献金しようと言う企画でもあるので少ないですが、。
少しでも男性のガンに対する研究が進めばいいと願いながら献金もさせていただきました。まぁ髪の毛切りにいく値段よりは出しましたよ!
一番最初に出て来たサイトにて献金したのですが、すでに$1340025、今年だけで日本円にして一億円以上の金額が集まっているようですね!
興味を持たれた方はこちらのサイトより献金できますよー!
ヒゲを剃るのがめんどくさい
とか言った理由で始める人もいるようですが、それもいいと思います。
だってまっとはそうだから
ただ単純に献金をしてくれと言われても人は興味を持ってくれないですし押し売りのようになりますが、このように何かアイデアを加える事は本当に賢いと思います。
参加している側は楽しみながらできますし、結果として多くの人に重要性を伝える事ができているので
元々ヒゲを生やしてる人は
ちなみにこのMovember、元々ヒゲを生やしている人だと参加できないのでしょうか?
私は面白いと思ったのですが、こちらの質問に対してはしっかりとルールが決められており
”10月31日に一度ヒゲを剃り、それから1ヶ月の間剃らない”
という風になっています。普段からヒゲが生えている人がヒゲを剃るとかなり印象が変わります。それをする事で周りの人からの関心を得るのでその際に、No-Shave Novemberの話ができると言う訳ですね!
しっかりとルールにしているところが面白いと思いましたね笑
11月を終えたのでヒゲがどれだけ伸びたのか見てみましょう
(こちらは11月が終わった後に書き足しました)
1ヶ月ヒゲを一切剃らずにいるとどれだけ伸びるのでしょうか?
もちろん個人差はあるのですが、私は結構伸びが早いと思います。髪の毛もすぐ伸びますからねー(性欲が強。。)
伸びる前の写真はこちら!
今日の寝癖。
フィルター無し。#寝癖なのにフィルターもなにもない#とにかく凄いからみてみて#みなさんを笑顔にできたら本望#さらに嬉しいのはフォロー(切実) pic.twitter.com/qTj5qNS0uW— まっと@アメリカ在住 (@matt_922w) October 26, 2017
ふざけてますが髭がないときはあんな感じです。
そしてこちらが12月1日の写真
11月が終わり12月に突入したのでヒゲを剃りました。
25歳くらいからヒゲは伸ばそうかな。まだまだ若くいたい👌😂
アメリカだとこれでも18歳とか言われることあるから困りますね。 pic.twitter.com/vfEQ2lZO5T
— まっと@アメリカ在住 (@matt_922w) December 2, 2017
髭があるかないかって結構印象変わりますよね!自分的にはヒゲは嫌いじゃないですけど
口髭はどうしても好きにはなれませんでした。笑
ですが元々の目的の募金もしっかりできたし、ヒゲも楽しめたのでよかったです!
おわりに
最初はアメリカだけで有名なものだと思っていたのですが、調べて見ると発祥がオーストラリアであったり、理由がガンに対する認識をあげるものであったりと知らないことがたくさん学べました。
多くの人が”ヒゲを剃らない”という部分だけを聞いて、理由もわからないまま、単純に毛を剃るのがめんどくさいと言う事でNo-Shave November(Movember)をしているそうですが、それでもいいと思うます。
目的は一人でも多くの人にガン予防、治療の大切さを伝える事なので、より多くの人が関わる事が最終的に認知に繋がります。
アイスバケットチャレンジもそうですが、アイデアがあればこんなにも影響させる事ができるんだと素直に感動してしまいました。
自分のブログを読んだ人が一人でも関心を持っていただければ嬉しいと思ってこの記事を書きました。来年のこの時期までにもっと影響力を高めてさらに多くの人に伝えられるようにして行きますのでこれからもよろしくお願いします!
それでは!
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