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動きたくて眠れなくなる本

最近朝活を習慣にしようと毎日6時半に起きる生活を続けている。

21日ぐらい続けると習慣になるとのことなので毎日眠たいながらも朝起きるようにしていると自然に起きれるようになってきた。

もうすぐ2021年も終わる。今まではモチベーションに頼ってきたけれどこれからは習慣を取り入れて無理なく新しいスキルや収入源を作っていきたいと思っている時にこの本に出会えた。

今までいくつもの習慣化に関する本を読んできたがこの本が一番印象に残っている気がする。

29個のセクションに分かれていて、それぞれが短く要点がまとまっているのでとても読み進めやすかった。一度読んだだけでも印象に残る箇所が多かったが今後も何回か読み返していきたい。

この本についてはポイント別にまとめていくよりも、自分がハイライトをした箇所を書き出し、それにちょっとした意見を書き足していければと思う。

それぞれのセクションをカタカタで書いているのも特徴的だった。

目次

ヘンカン

人は快感を求め、痛みを避けるために行動する

子供の頃は「快感」の感情を優先しやすく、楽しいことや面白そうなことを中心に行動する。

それが大人になるにつれてだんだん「痛み」の感情を優先しやすくなる

昔あった好奇心や、やりたいことは挑戦できていたのに、歳をとるとどうしても動きが遅くなるときがあります。これ自体は人間として普通の感覚だけど、大事なのは痛みをいくら避けても快感は手に入らないということ。

痛みから逃げずに立ち向かうことで快感を得ることができる

レシピ

一回の決断で、人生が変わることなんてない。あなたの人生は毎瞬、毎瞬の小さな「決断」の積み重ねによって作られているからだ。

人間から感情をとることはできない。全ての中で感情は先に優先される。ダイエットをしなきゃという思考よりも、ケーキをたべたいという感情の方がよっぽど強いものだ。

行動力がある人==行動する感情を作りやすい

ということ。

感情をうごかすためには

意識の向けかた、言葉の使い方、体の使い方を意識してみるとよい

ゲンゴカ

はっきりした言葉によって、はじめて脳はちゃんと認識することができる。

そのことは、実は「自分と自分」にもあてはまってしまう

その人がどれくらい成功するかを測る尺度の一つは「どれだけ欲しい結果を明確に表現できているか」だとも言われている

具体的に言語化できないということはつまり、欲しいものがわかっていないのと同じです。

売り上げをあげたい、お金が欲しいでは具体的ではないから叶わない。しっかりと言語化することで望む結果に出すために必要な知識や情報をあなたの意識が自動的に拾い集めてくれるようになる

ロックオン

意思が弱いのではない。ただ自分に投げかけた質問が、ラクに片付けをするには不適切だったということ。

何かをしたい時には感じたい気持ちを加えて考えてみると実現する可能性を高めることができる。

例)片付けをしないといけない。よりもどうしたらもっと楽しみながらこの書類の山を片付けられるだろうか

どこのレストランに行こう。よりも抜群のロケーションと海の幸を堪能できるレストランはどこだろう?

事実はおなじだけど感じ方はあなた次第なのだ

ヘンケン

今日の自分と、一年前の自分。

細胞レベルで考えたら、全て違う自分に変わっている。

人は思い込んでいるようにしか現実を見ていないのだ

私たちはいつも自分が持っている「私はこうゆう人間だ」というセルフイメージがあり、それに会うように行動や結果を作ろうとしている。これは脳が現実と思い込み(セルフイメージ)を一貫性を持たせようとするからです。

全部思い込みならば、なりたい自分のいいそうなことや考え方を新しいセルフイメージにしてみることだってできる。これをすると最初は違和感を感じる。これを心理的には認知的不協和と呼ぶ。

思い込みがあることには気づきにくい。でも積極的に疑問を持ってみること

ウワガキ

一晩で塗ったメッキはすぐに剥がれるけれど、何度も何度も上塗りしていくうちにいつか本物に仕上がっているのだ

自分がなりたい自分や人のやっている行動や思考を自分に取り入れてみる。今までの自分は今までの思い込みが生んだ結果。一年前の自分とは細胞レベルでは別人。性格なども変えてもいいんだ。なりたい自分がやっていそうな行動を続けることができればいつかそれが新しいあなたになるでしょう

サイクル

あなたの中に「できない」という言葉が多い状態だと、現実から「なぜやらないのか」という理由をどんどん集めてしまう

人は質問をすると、答えを出そうとする性質がある。

「できる理由」をひたすら増やしていく。その数が一定数を超えた時にあなたの思い込みも変わっていますよ。

ホシイモノ

価値観はさらに”手段価値”と”目的価値”の二種類に分けることができる

多くの人が欲しがっているものは、お金、時間、旅行、いい家、恋人、友達などが上がると思います。

最新のファッションなども含まれるでしょう。これらはすべて”手段価値”にあたる。

つまりそれだけを手に入れたとしても本当に望むものが手に入るとは限らないということです。

僕たちが欲しいのは、それらを手に入れることではなく、それらを手に入れた時の感情なんです。

逆に目的価値はお金を稼ぐことで安心感が欲しいい。ワクワク感が欲しい、ものを手に入れることでストレスから開放されたいなどが当てはまる。

マナブ

コツさえ掴んだら、勉強ほど楽しいことはない。

なぜ仕事で時間がないと感じるのか。

それは仕事が難しくなっているスピードに自分が成長するスピードが追いつけてないからです。だからたりない部分を労働時間でカバーすることになり結果的に時間がなくなる。つまり勉強しないから無くなっているということ

「経」とは本質や原則という意味がある。

「お経」とは本質が書かれているという意味で、「経営」とは「本質を営む」ことだ。

カキカエ

「人は定義してないものは経験できない」という原則がある

お金持ちになりたいと思っていても、じゃあお金持ちってなに?という質問に答えられなければ金持ちにはなれません。人生のルールを作るのは自分なので、好きにしたらいい。

サホウ

剣道、柔道、作動、日本古来から伝わる「道」がつくものには、「作法」が必ずある。作法の一つ一つも道の心を作る大切な動きなのだ

行動に応じて感情が変わることもあります。だからこそうまくいってる人が身近にいたらその人の体の動きを真似してみよう。きっと同じような感情を味わえるはずだ。

ハンシャ

自分自身に与えている影響力よりも強く、他人に影響をあたえることはできない

人が行動するのには必ず理由と規則性があります。

人は「そう頭で理解していたから」ではなく、「そうゆう感情の状態」になっていたから行動するのです。

基本的により快感を得るためか、より痛みをさけるために行動するのでそれを理解してあげると相手が思い通りの行動をしてくれる可能性が上がる。

例)毎回朝のMTGに来ない。–>参加しないことに快感を、参加することに痛みを連想しているから参加しない。

ヒカク

続けたい行動の後は、快感に目を向ける。そして「どんな点で良かったか」を質問する

やめたい行動の後は、痛みに意識をむける。そして「どんな点で悪かったか」を質問する

脳はA=Bという単純化を好む。

例)好きじゃない人がいた時にアイディアがうかばなった–>あの人がいるとアイディアが浮かばない。

続けたい行動を、続けられた場合

やめたい行動を、辞められた場合

それぞれの時間が経過したの開きを考えてみる

一週間後、一ヶ月後、一年後、3年後の自分はどうおもっているだろうか。

ショリ

本当の問題は問題「そのもの」ではない。いろんなことが問題に見えている、問題に聞こえている、問題に感じられていることが問題なのだ。

考えてすぎて絶望することもある。そんな時に意識してほしいのは以下の3つのお見込みを外すことです。

  1. 問題はずっと続くと思っている
  2. 問題を大きくとらえすぎている
  3. 問題が起きたのは自分自身のせいだと思う

それぞれの解決法は以下だ。

  1. 解決のための行動を繰り返せば必ず解決する。目の前のことを一つ一つこなすのみ
  2. 自分がコントロールできることだけに焦点を当てればいい。後は無意味だ。
  3. 問題は自分の責任ではなく、行動の結果だ。次の行動を変えるだけでいい。

ゴイ

マイナスの時な状況の時は言葉の使い方を変えてみる。。簡単なのは「ほんのちょっと」「おやおや」という言葉を加えること。または一文字変えたり語尾をかえるのもおすすめだ。

例)すごい大変なことになった—>ほんのちょっと大変なことになった

うるさい–>うるさいなり。うるたい

こうすることで、感情のパターンが変わることもある。脳はめちゃくちゃ単純です。

現実の世界も架空の世界も、成功にいたるストーリーはほとんど同じ。

7つの段階に分けることができる

  1. 啓示:自分のやるべきことがこれだと知る
  2. 旅たち:ふるさとを出ていく。なれないところなのでストレスや失敗、小さなつまづきがある
  3. 導き。師匠に出会い戦い方を覚えながら敵と戦う。
  4. 試練:最強の敵と出会って負ける
  5. 変革:何度もあきらめかけながらも道がひらけ、勇者として生まれ変わる
  6. 打破:最強の敵を倒す。自分のやりたかったことが実現する
  7. 帰還:ふるさとにもどり、心の安らぎを得る、でもまた新しい旅等が待っている

ヘンシン

自分は〇〇だ。という思い込みを変えるのは簡単。

そのためにはまず小さな宣言をすることだ。なんの根拠もなく、「私は00だ」と誰かに伝えればいい。

そしてその宣言を支える、2つのシンプルな行動を取る。

脳は単純であいまいなもの。動き始めたとたんに新しい「私」を作り始めてしまうのです。

一度言葉にして行動してしまうと、脳はその根拠をみつけるために動きはじめるからだえす。人は自分の行動を正当化するために、その行動に会う自分像を作り上げていきます。

人生は自分探しの旅ではなく、自分を作り続ける旅なんだ。

レンゾク

多くの人の人生は、大きな川の流れにまかせて進むボートのようなものだ。

岩にぶつかりそうなときだけ慌てて、安全な時はなにもせずにただぼんやりと浮かんでいる。自分がなぜ川に浮かんでいるかもわからない。でも知らなくても困っていないから浮かんで流されることを選ぶ。

成功とは、正しい判断の結果もたらせる。正しい判断とは、数多くの経験から可能になる。

もっとも重要なことは、数多くの経験のほとんどが、間違った決断から作られているということ

よしやろう!を一日何回言えるかどうか

終わりに

思考が現実化する。や習慣化の本はいくつかあってそれを読んでいたけどふわっとした感覚が多かったのですがこの本はそれぞれの具体的な方法が書かれていたのが良かったと思います。

本に書かれていたことで変化をするためにはとにかく小さく行動を変えることが大切だと書かれていた。

一回の大きな変化はすぐに元に戻ってしまう。少しずつの負荷を継続的にかけることで自分のなりたい姿に近づける。

この本に書かれている内容をすべて理解するためには何度か読み返す必要があると思うのでまた読み直した時は記事を書こうと思います。

次読むまでに変わってるよね?なりたい姿を言語化し、小さく継続。捉え方を変えて新しい自分を作り直すのみ。今後が楽しみになれる本でした。ありがとう

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