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世界三大過激祭り? インドのホーリーin Seattleに参加してきた!

どもども!まっと(@matt_922w)です!

ぼくは日本に住んでいたときからテレビとは無縁の生活を送っているんですが

唯一見るのを楽しみにしていたテレビがあります。

それが ”世界の果てまで行ってQ! 〜謎解き冒険バラエティー〜”という番組。

参照:http://www.ntv.co.jp/q/

かなり有名なので知らない人はいないと思うのですがもしも

「そんなん聞いたことねぇ!」という人のために超絶簡単に説明させておくと

行ってQという番組は

 

僕らのまだ見たことのない外国の世界を面白おかしく伝えてくれる番組

 

だと思います。

番組の中でも、色々な企画があり、英語が話せないタレント(出川)が外国で通訳なしでミッションを達成しなければいけないというものもあれば、

珍獣ハンターイモトという企画では世界中にいるイモトが珍獣たちを追い求め海外に行きます。他にも世界最高峰の山々を登頂していくという企画もあったりと多くの魅力的な企画があって毎週のように見ていました。

アメリカに来てからはあまりみれないのですが親に録画してもらっているので日本に帰国した時の楽しみにとってあります。

 

色々な企画がありますがその中でも私が一番好きな企画があります。

それが芸人である宮本が主役の

お祭り男

という企画です。この企画は世界中にある不思議な祭りや、クレイジーなイベント等の色々な祭りを宮川が実際に現地に訪れて体験するというものです。

中には命に関わるような危険な祭り(てかほとんどw)なのですが命を賭けて果敢に挑戦する宮川さんの姿に勇気づけられています。笑

その過程で世界中のお祭りに興味をもつようになり、自分でも調べているうちに世界には見たこともないような祭りが無限にあることに驚いたことを覚えています。

そしてその中でも僕が興味があるのが

世界三代過激祭り

というもの。

ウェブサイトによりいくつかの説があるのですが有名なのはスペインで行われる

トマト祭りがこの過激祭りに入ります。

そして今回僕が経験したのがインドで行われる「ホーリー」というお祭り。

本場のホーリーはインドで行われますがあまりの人気のために世界中で開催されているため今回はシアトル付近で行われた「ホーリー」に参加してきました!

友人のインド人が誘ってくれたのでこうゆうときに留学生というのはラッキーかもしれませんね!

目次

ホーリーとは

世界三代過激祭りとも呼ばれるホーリー。せっかくならば歴史を少し知っておきましょう。

ホーリーを祝う理由である「なぜ」の部分を理解しておくことで何倍も祭りを楽しむことができるからです

まずはみんな大好きWikipedia大先生によるとこのようにあります。

ホーリー祭(Holi)とは、インドやネパールのヒンドゥー教の春祭り。春の訪れを祝い、誰彼無く色粉を塗りあったり色水を掛け合ったりして祝う。

ホーリー祭はもともと豊作祈願の祭りであったが、その後クリシュナ伝説などの各地の悪魔払いの伝説などが混ざって、現在みられる形になった。ホーリー祭の特徴である色粉や色水を掛け合う由来は、カシミール地方の伝承でこの日に人家に押し入ってくる悪鬼ビシャーチャを追い払うため泥や汚物を投げつけたのが始まり。そのため黄色は尿、赤は血、緑は田畑を象徴すると言われている。色水は色粉を水に混ぜて作る。

参照:Wikipedia

 

ヒンドゥー教のお祭りで、元々は豊作祈願のおまつりだったがその後に魔除けの祭りになり、今ではうっぷん晴らしのお祭りなっているようです。

 

日程はインド暦の第11月の満月の日に行われていて、毎年日は変わりますが毎年3月のどこかで祝うようです。

 

ホーリーは2日間に渡り行われて参加者は道中で売られている色のついた色粉を購入しそれを投げ合うことが主になっています。

友人だけではなく、知らない人に対しても色粉を投げることができるので時間が経つにつれどんどんとカラフルになっていきます。

 

この時ばかりは普段お酒を飲まないヒンドゥー教徒たちが一斉にお酒を飲むので過激な祭りになるのだとか。

普段飲まないのにこんなお祭り騒ぎでお酒を飲んでしまうとそら暴れますよね笑

 

ちなみにインドの3大祭りの一つとして知られており、世界の中でももっとも危ない

世界3大過激祭りに入るとか。

普段抑えている感情を一気に解放させるのならば理解できるような笑

 

また普段は「カースト制度」という生まれながらの階級制度を敷いているインドだからこそこの日は過激になるのかもしれません。この日だけはインドでも人に差はありません。

普段からカーストの下位にいる人たちもこの日ならば関係ありません。日頃から溜まっているうっぷんを晴らすことができるために過激な祭りになるのでしょう。

 

幸い僕が参加した「ホーリー」はそこまで過激なものでは一切なくDJが曲を流したりインドの踊りのパフォーマンスがあったりととても平和的なものでした。

 

誰も怪我もしてないし、最高の時間を過ごすことができました。

 

途中で市長さんがスピーチをする時間があったのですがそこでとても素敵なことを話していました。

それは

ホーリーにはある思想があります。

それは普段は人種や性別、国籍などで違いがある人たちがお互いに色を掛け合いカラフルになることで全ての人が皆平等になれることを願っている。

「人はもともと平等」であるということを改めて再確認して欲しい

と言っていたんですね。これを聞いて僕はとても素敵な祭りだなと素直に思いました。

 

 

 

ホーリーを経験して

僕たちはシアトル付近で行われたホーリーに参加したので本場のインドで行われるホーリーとは規模も激しさも大きく違うと思います。

むしろ私たちが参加したホーリーは「過激」という言葉とは離れていてとても平和的で誰も怪我しないような配慮が行き届いていた印象でした。

設置されていたステージにはインドの伝統的な踊りや歌を踊るパフォーマー達が常に場を盛り上げていましたし、市長さんも応援に駆けつけていました。(後ほど祭りにも参加していたのでカラフルになっていました笑)

 

このお祭りを実際に経験して素敵だなと思ったのはホーリーのもつ思想です

「みんな見た目が違っていてもカラフルになってしまえばみんな同じ」

という考え方があるのですが本当にその通りで会場に入った途端に会ったこともない知らない人たちからカラフルな色のパウダーを投げられるんです。

 

もちろんみんな笑顔で「 Happy Holi 」と言いながらです

ここでできた友達も何人かいますし初対面の人たちがすぐに仲良くなれるのがこの祭りの素敵なところだと思いました。

顔も服もカラフルになるので相手がどんな顔してるか等が気にならなくなるんですよね。

今回の経験を踏まえて次は本場のインドでホーリーを祝ってやろうという気持ちになりました。気持ち的にも童心に戻れた気がします。

ホーリーをお勧めする理由

初めてのホーリーは忘れられない経験になりました。僕はGoProを持っているのでその様子を動画で撮影していたのですが後で見返して見るとめちゃくちゃ笑顔で叫んでばかりでした。

だからこそホーリーを他の人にもオススメしたいのですが実際に経験した上で特によかった点をいくつかまとめておきたいとおもいます。

童心に戻れる

大の大人が色のついたパウダーを投げ合います。どんどんカラフルになっていく様をみていると不思議と子供の時の無邪気な自分に戻れます。

自分だけがカラフルという状況は不可能なので人の目を気にする必要もありません。心の行くまで楽しむことができますよ!

普段はシャイな人でも問題ありません。本当にまわりの人たちから浴びるように色をつけられるうちに自然と友達もできます。

僕の場合は終わった後に清々しいくらいの爽快感を味わいましたよ〜。

 

全てが絵になる

GoProや一眼レフを持っている人ならば動画や写真を撮ってみてください!

本当に全てが絵になります。人を撮ったらカラフルかつステキな笑顔を撮ることができますし、景色を取れば複数の色がまじりまさに「インスタ映え!」のする瞬間を捉えることができます。

僕はGoProをもっていたので祭りの最中を録画していたのですが後で見返すと編集なしでも十分なぐらいの綺麗で楽しそうな動画になっていました。#Goproのある生活 というハッシュタグが流行っているそうですが確かにこんなに楽しい祭の様子を捉えられるのは素敵ですよね!

 

1番はその瞬間を心ゆくまで楽しむことだと思いますが、写真や動画は未来に思い出として残すことができるのが良い点ですよね!

せっかくならばお祭りの様子を撮影してましょう。

私が使ったのはGoProシリーズの中でももっとも安い

「GoPro HERO Session」というものですがそれでも十分すぎるほど綺麗な動画が撮れますよ!そのあとに更にこだわったものが欲しければ違うシリーズに手を出して見るのも一つだと思います。

大切なのはまず試してみること。

 

 

忘れられない思い出になる

似たようなことは途中に書いているのですが一人で行くにしても友人達とグループで行くとしてもあなたにとって最高の思い出になります。

基本的に生きる上で必要なものが全て揃っている私たちの世代は物にお金を消費するよりも

経験などにお金を消費することを好む傾向があるようです。

「モノ消費よりもコト消費」といった言葉は聞いたことはないでしょうか?

 

またインスタグラムなどのSNSの普及に伴い、人とは違った経験を求める人たちが増えていると思います。

冒険。というほどではないですが今までとは違った刺激や興奮を求めている人には

ホーリーは最適だと思います。

忘れられない経験になりますよ!おすすめです。

気をつけるべきこと

ホーリーを実際に経験した上でいくつか知っておけばよかったことがあるのでそれを共有しておきます。

 

服は捨ててもいいものを

とにかく汚れます。服だけではなく身体中がカラフルなパウダーだらけになるので替えの服は必須です。

家が歩いて帰れるぐらいの距離でない限り惨めな気持ちになるので服の替えを持参しましょう。

また汚れた服を入れる袋があるとかなり重宝します。

車でいくならば車を綺麗に保つためにも袋を持参しましょう。

一応洗濯をしっかりすれば色は落ちるそうですが、あらかじめ捨ててもいい服で行くことをおすすめします。

オシャレになりたい気持ちも理解できますが開始から3分もすればあなたの服どころか顔すら認識できないくらいにカラフルになるので服は捨てる前提で。

 

顔を拭けるシートがあれば最強

顔についたパウダーをとるにはシャワーを浴びるのが一番ですがシャワーが近くにない場合は

顔が拭けるシートがあればとても役にたちます。

どんどん目に見えて顔や体が綺麗になるので一種の快感を味わうこともできますよ。

女性は毎日こんな快感を味わっているのかな。

 

鼻の穴や耳の中までパウダーが入り込むのでしっかりと拭き落としましょう。

シャワー浴びる時は一気に色が落ちるので快感ですよ。

 

おわりに

インドのお祭りの一つである「ホーリー」に参加してきました。

行ってQを観初めて以来ずっと興味を持っていたので今回参加することができてよかったです。

今回はシアトル近辺で行われた平和なお祭りになりましたが、せっかくなのでいつか実際にインドで行われるホーリーに参加したいと思います。

留学生でよかったと思えることの一つに世界中の友達ができるという強みがあります。

もちろんそれはあくまで可能性であって絶対に色々な国の友達ができるという訳ではないですが第二言語を使って違う国で住んでいるという似たような経験を共有しているというのは大きなきっかけになると思います。

 

このホーリーも自分だけではそんなイベントが行われていることすら知ることがなかったと思います。たまたまインド人の友人がいたからこそ今回のチャンスに繋がったと思うのでこれからも友人を大切に新しいことにはどんどんと挑戦できるようにしていきたいですね。

 

インド発祥のお祭り「ホーリー」めちゃくちゃおすすめします!

 

最後にGoProで撮った動画を簡単に編集してYouTubeにあげているのでよかったらみてみてください。これからもちょくちょく旅行や観光情報を動画にしてあげて行く予定です。気になればSubscibeしてもらえると嬉しいです。

それでは!

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