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お金に増やし方大全 川島和正

このお金の増やし方大全は年収1億円を何年にも渡り達成している著者が、様々な経験を通じて感じた「お金」というものに対しての向き合い方を漫画形式とイラストを使って説明している本となります。

川島和正という名前は自分がビジネスに興味を持った頃から名前は知っておりメルマガなども何度か読んでいたのでこの本を見た時はもはや反射的に購入していました。

積読になっていたので読むまで時間はかかりましたが今回読んでみていくつかの学びがあったのでそれを忘れないようにもまとめておきたいと思います。

川島さんは香港に10年ほど住まれ、今はドバイに移住しています。しかも最近はヨーロッパへの移住も考えられているようでそのあたりのライフスタイルは自分が叶えたいものでもあるのでロールモデルでもあります。

個人的にいつか会ってみたい人の一人です。

目標とする生活と必要な資金を考える

目標を決めることが重要なのは多くの人が賛成できるでしょう。ですが、ただ目標を決めるとなると

「年収1億」「資産5000万」といったある程度ざっくりかつ根拠のないものになってしまいます。

著者は目標を決めるときに大切なのはその目標の根拠を持つこと

だといっています。

そのためにも自分がこんな人のようになりたいと思う「ロールモデル」を見つけることが大切とありました。

なりたいと思う人が

・普段どれくらいお金を使っていて

・何にお金を使っていて、

・趣味が何か、休日に何をしているか

などがわかればそのなりたいライフスタイルに必要なお金が計算できそれを目標にすることで根拠のある目標になるというわけです。

この場合だと、なぜそれくらい必要なのかをわかっていますし、自分のなりたい人のライフスタイル=自分がなりたいものなので、かなり明確な理由になり、多少の困難でもブレない目標になりそうです。

貯金よりもスキルを貯めることを優先

戦争時にお金が必要だった日本は貯金を促すプロバガンダを積極的に行い、その結果として多くの人が自然と貯金をするようになった。当時の金利であれば貯金をすることのメリットもあったかもしれないが今の日本では貯金をしてもお金は増えません。

また世界と比べても圧倒的に現金比率の高いのが日本という現状。

自分の周りだけをみていると気づけませんがデータとして冷静にみることで浮かび上がった事実がこうなのです。

ですがそれはサラリーマンだからこその思考とも思います。

経営者や、自分がなりたいと思っている人たちは現金比率を少しでも減らして投資にお金を使っている人が多いのでそうゆうところから自分も寄せていきたいと思います。

またこれだけ不安定な状況になって感じたことは今はお金を持っているかよりもスキルがあるかどうかの方が大切だということ。お金があっても使えばなくなるがスキルは一生残るからです。

なくならないスキルにお金を投資すればリターンが大きいと言う意味がやっと実感を持てました。

税制の違いを理解し自分にとって最適な場所を探す

面白いと思ったことが、この税制についてこの本では書かれていたことです。

やはり経営者や自営業者ほど確定申告をしたり経費について普段から考えていることもありとてもこの辺りに詳しい人が多い印象です。

というよりこの辺りの理解度で大きくて残りのお金が変わるので詳しくないとダメなレベルだと感じました。

その中でも日本の税制がいかに税金をとっており稼いでも手残りが少ないかについてかかれてあり税制にいい国に引っ越すこともおすすめとかかれていたのがさすが川島さんだなと思いました。

自分も日本に長くいたいとは思わないので今の自分でもいける国がないか探してみようと思います。

まとめ

お金を稼いでいる人がいうお金についての解説本はとても参考になりました。

特に目標を決めるときになりたいロールモデルの人から考えるというのは自分にはない発想でした。

今の収入だとまだ海外移住は見えないですが、この数年以内には海外に拠点を完全に移し、かつ川島さんのように世界のいろいろな場所で生活をしたいと強く感じたのでそれができそうな仕事を本気で挑もうと思いました。

イラストも多くとてもわかりやすい本でした。内容的には割と簡単な内容でしたとても大切なことが多かったので復習にもなりました。

なりたいライフスタイルもちゃんと言語化しないとですね。また書きます。

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