人の一生を一冊の本から学べるってすごいことですよね。今回は
人生はどちらかです。勇気をもって挑むか、棒にふるか。
という名言を残したヘレンケラーという人について興味を持ったので本を読んでみました。
読んだ内容を少しでも頭の中にとどめておくためにもメモとして書き残しておきます。
ヘレンケラーという人について
実際名前は聞いたことはあったのですがどのような人なのかについては詳しくわかっていなかったのですが簡単にまとめると
幼少期に病気で聴覚と、視覚を失ってしまい話すこともできなくなってしまったが、その後の努力により世界の障害者に対する福祉や認知に大きく貢献した人
と言えると思います。
本は漫画形式のためすぐに読み進めることができましたが何もわからない状態から言葉を覚え、会話ができるようになり点字を通じて本を読んだり、ついには大学に行ったりと普通の人でも難しいことを尋常じゃない努力を通じて会得していく様子がとても印象的でした。
ずっと横にいてくれたサリバン先生や協力してくれたひとも素晴らしいのですが、それを巻き込んだのはやはり彼女の持つ魅力だったのでしょう。
自分がこの本を読んで感じたことは、単純ではありますが、「諦めなければ常に道はある」ということです。ヘレンケラーの持つ熱量が周りの人を動かし、どんなことを言われても、されても少しずつでも前に進む様子を見て、自分はもっと恵まれているのになにを文句ばかりの人生を送っているのだろうと感じてしまいました。
印象的なストーリーとしては、大学に入るところです。
この時期はサリバン先生が全て翻訳をしていたことを考えると彼女の方がすごいのではと思うのですが、それをさせようと思わせたヘレンの魅力、そしてやり抜く意志の強さが印象的でした。
自分は読み書きもできるし、目も見える。話もできるし英語だって理解できる。
どれだけ恵まれた環境にいるかを改めて感じたと同時に、今の状況に甘んじていてはいけないなと強く感じました。
今の状況は与えられたもの、それを増長し他の人に与えることだってできるし、自分はそれが一つの使命だと思えました。
また何も成し遂げていないし、誰よりも普通ですが、だからこそ僕の視点で話せることがあると思うし、自分が影響を与えられる人もいるはず。
2022年はもうすぐ終わりますが、自分の可能性をもっと広げられるように、
-決めたことはやり抜く
-毎日少しずつでも継続する
-目標を持って行動する
を意識して生活していきたいと思います。
良い本でした。ありがとうございます。
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