独立をしてから3年ほど経ったほどでこの本を読みました。
読んだきっかけはたまたま最近読み始めた読書系のメルマガの著者が書いた本だが、1人社長で年収を650万(だいたい月に70万ほど)の収入を得るための方法という着眼点に惹かれて購入してみた。
1000万と書く本も多いなか650万という数字は逆に現実的で堅実な印象を受けました。
分量は短かったのですぐに読み終わることができたのですが、まさに今の自分に必要な情報が散りばめられていてとても良い本でした。
ほんの中から自分に響いたエッセンスをいくつか忘れないためにも書き残しておきます。
本全体の概要
本書は出版コンサルタントをしている松尾さんが、独立をした時にどのような仕事をすると収入的にもリスクを抑えて、かつ早期から売上を立てていくかという内容になります。
本書の中で進めているのは何らかのジャンルでコンサルタントになることでありコンサルは在庫もなく、収入を作るにはとても価値の高いものだと説明されていました。
実際自分も何度かセミナーや、コンサルティングと言ったものをしたことがあるのでわかりますが手出しが無しで0->1を作れるのは本当に最高の仕事だと思います。
今はコンサルティングをしているわけではないのですが今後そちらも再度検討しようと思える内容でした。
そして本書の中で自分がメモをした箇所は以下となります
-成長のためには本音で生きること。中途半端ではなく本気で目の前のものに取り組むことで「もう前を向いて進むしかない」と覚悟も決まる
-三角形の法則を理解する。
本を出したりセミナーと考えるとどうしても誰よりも知識がある必要があると思ってしまうが、実際はそこまでの専門性がなくとも可能。それを理解するための図が三角形の法則です。
もちろん自分よりも専門的な知識がある人はいる。だが出版やセミナーでのターゲットはそれらの人ではなく、自分の今持っている知識でも価値のあるノウハウとして必要としている業界の外の人を狙う。
例)自動車教習所の先生はF1ドライバーより運転の知識はないが、免許をとりにくる人にとっては必要な人になる
-コンサルの後にスクールビジネスも組み込む
コンサルティングだけではなく、教えた人たちが結果を出すためをサポートするスクール式のビジネスも価値がある。実際、それをしてコンサルティングを受けた人たちが独り立ちするための受け手とマッチングしたりと別の収入源につなげることができる。また一回きりの経験ではなくて継続的な案件確保にも繋がる。
—>それが紹介業ビジネス
-名詞には顔写真を入れよう。
顔写真を入れることで映像から情報を得ることができる。名刺を見ることで、話した内容などを思い出してくれるきっかけになるかもしれない。
-実際は違っても売れっ子、仕事で忙しいというそぶりを見せる。
予定を聞かれた時も手帳やカレンダーを見ながら、少し忙しそうな様子を見せることで相手に売れっ子=信頼できそうというイメージを持ってもらえる。
もちろん忙しくて相手してもらえないのでは?と思われないように注意は必要
-コンサルティングの時には
「お互いが知っていること50%、相手が知らないこと50%」の割合で話すといい感じに価値提供ができる
-事例が命
コンサルティングの中では抽象的な話よりも具体的な事例が多いことが価値になる。
とにかく具体的な事例を一つでも多く持つことで提供価値が上がる。
例)不動産関係ならエリアの一番高い物件100件を調べているとか、実際に土地の価値が上がった場所のリストを作るなど。
多ければ多いほど、はなす内容が増えるし信頼に繋がる理論が説明することも大切だが、事例の方が相手に理解してもらえる
-一回のコンサルで教えることは3つまで。そして同じ話を言い方変えて3回ほど伝える
これが相手に理解してもらえつつ、価値を提供できるちょうど良い塩梅らしい。
また宿題を常に与えるが、それも3つまで。例え話をたくさん入れると相手にも理解しやすくなる。
具体と抽象だな
-これ知っていますか?よりも、「こういう方法がありますよね
相手より賢いことをいやらしく伝えても何も価値がない。
まとめ
全体的にいまの自分にとって大切な情報が詰まっていた本でした。
コンサルティングの仕事も今後考えていきたいと思います。
仕事がんばろう・
本はこちらです。

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