『Uber-ウーバー革命の真実』この一冊でウーバーの全てが分かる!【書評】

どもども!まっと(@matt_922w)です!

突然ですがUberという会社を聞いたことはありますか?

この会社はシェアリングエコノミーという時代の流れを読み一足先にシェア文化を世界に普及させた会社なのですが聞いたことはあるでしょうか?

実はアメリカではもはや必須アプリともなりつつあります。

実際にアメリカに住んでいる僕はウーバーのお陰で車を買う必要がなくなり、毎日快適な生活をすることができていてもはや必須アプリなのです。

でもこんなに便利なアプリなのになぜか日本ではまだ使えない。。

タクシー業界との衝突などが理由と言われていますがまだまだ真相はわかりません。

そもそも日本語ベースの情報がまだ少ないというのが正直な感想でした。

遂にUberについてまとめられた本がDiscover社より出版されました。

地著者は立入勝義さん。ロスに住まれていて日米事業開発関連のコンサルタント業を営んでいる方でウーバーの良さを日本に広めたいという気持ちから出版に至ったそうです。

ちなみにウーバーについて書かれた本はこちらが日本で初めてとなるそうです!

読んでみて感じた正直な感想としては

まっと
この本さえ読めばほぼほぼ全貌が理解できるじゃん!

というぐらい分かりやすくまとめられていました。

今回はこの本から得られた学びを「実際にアメリカでウーバー使っている学生」という視点から紹介させていただきます。

Uber(ウーバー)の持つ3つの強み

アメリカではUber(ウーバー)という言葉は今では動詞として使われており、グーグルで検索するという意味の「ググる」と同じように毎日の会話で聞くようになりました。

似た会社としてはAirbnbがあげられることが多く、Airbnbの車版と言えば理解しやすいと思います。アプリを通じて簡単に車を呼ぶことができるこの仕組みは世界でも多くの国でサービス展開を進めており、近い将来日本にやってくるのではないかと言われております。

日本でも一部の地域ではウーバーを使うことができるようですが需要が減ることを恐れたタクシー業界と真正面からぶつかっていたりと問題が山積みでまだまだ正式な日本上陸には時間がかかるかもしれませんね。

配車サービスとも呼ばれるこのサービス。本の帯にはアメリカのタクシー業界に大打撃を与えたとありますが、実際のところ何がそこまでの影響をもたらしたのでしょうか?

本書に書かれている内容を元に、また実際にサービスを毎日のように使用している僕の視点を踏まえて見えてきたウーバーの持つ強みを3つ紹介します。

具体的には徹底的に計算されたUX,UIデザインAIを用いた料金計算および評価システム、そしてミレニアム世代の価値観が関係していると思います。それぞれ紹介していきます。

徹底的に計算されたUX,UIデザイン

この点はこの本に書かれていたことで読んでいてなるほどなと感じました。

UXはUser Experience、そしてUIはUser Interfaceのことを指します。すごく簡単にまとめると「どれだけストレスなくそのサービスを使えるか?」という部分ですね(僕はそうやって認識してます)

ウーバーはここの部分を徹底的に気をつけているんですね。この部分が弱いサービスやアプリだとどれだけよくても登録までにストレスが発生するとユーザーが離れていきます。

実際にウーバーのアプリを開いてみるとわかりやすいですがとにかく視覚的で無駄な情報がないので使い方が簡単にわかります。

ステップとしては

①行き先を選択する

②人数やタイプを選択する

③表示された値段を承認する

だけで残りは勝手に近くにいる運転手を見つけてくれるようになっています。簡単ですね!

これだけ無駄のない設計だと、海外展開などをしてもデザインを国により変える必要もなくなりますし、世界中どこにいてもストレスなく同じようにサービスを使用することが可能になります。簡単そうに書いていますがここを徹底しているところがウーバー大躍進の根幹を支えています。

シンプルイズベストという言葉が当てはまりますね。経営者の方もこの点は意識していることではないでしょうか。

AIの活用や評価システム

この点はテクノロジーの進歩のお陰ですね。こちらもこの『Uber(ウーバー)革命の真実』に書かれていましたが、ウーバーにはダイナミックプライシングという料金システムを取り入れているそうです。

こちらはリアルタイムでユーザーの需要の高さや、天候、そして場所関係を元に適正な料金を計算することができるシステムです。またAIを使ったビッグデータを活用することで需要が上がる時間帯や料金単価が上がる場所などを把握することができます。

これは従来のタクシー業界ではできなかったことです。また評価システムというシェアリングエコノミーという新しい概念の経済モデルを使っているのが強みです。

そしてクレジットカードさえ登録しておけば、世界中どこでも同じようにサービスを使うことができるという強みもあります。個人的にタクシー業界は現金を使う印象がありますが、このまま変わってくれると嬉しいですね。

またアプリ上で全ての活動が完了するので運転手との会話が必要ない。というのは外国においては強みですね。

仕事に集中したいビジネスマンや、会話ができない外国人観光客にとって言語を必要としないサービスというのはかなりの需要がありますね。

評価システムというのはUberを使用した側と運転手がそれぞれお互いを評価するという仕組みです。これにより、ユーザー側は運転手の評価を事前に確認することができるので怪しい人や危険を未然に防ぐことが可能になります。もちろん100%の安全とは言えませんが評価の多い人はそれだけで一つの信頼に繋がると思います。

ミレニアム世代の価値観

英語ではMillenium(ミレニアム)Generationという言葉がありますが日本語でいうゆとり世代と同じ意味を持ちます。

今の20代、30代くらいの世代に当たると思います。この世代の特徴の一つが

お金を使う対象として物よりも経験を重視する」という側面があります。

他の言い方ではモノ消費よりもコト消費という表現をされることもあります。

価値観として必要のない物を極力買いたくないという考え方があるということです。

自分もこの感覚が強くて、車の維持費用やガス代、そしてガレージにかける費用を考えると、必要な時のみタクシーやレンタカーに頼りそこで浮いたお金を旅行や自己投資に回したいとい思います。

このいわば若者の価値観をうまく捉えたのがウーバーが急速に成長した背景にあると思います。

公共機関の発達していないアメリカではまだまだ車は必須ですが、それでも都会に住んでいればわざわざ車を所有する必要はありません。必要に応じてウーバーを利用する方が合理的にかつ経済的にも賢く立ち回ることができます。

ウーバーは日本に上陸するのか

本を読み、そこから見えてきたウーバーが持つ強みを3つほど紹介させていただきましたが、みなさんが考えている質問の中で一番多いのが

ウーバーは日本に上陸するかどうか?」の部分だと思います。

先に著者である立入さんの結論を上げておくと「現時点では分からない」となります。

理由としてはタクシー業界との衝突が大きな理由ですが、それ以外にもこちらの本には

「日本は車社会ではない」ことや「料金がタクシーより割高になる懸念」などが上げられていました。

2020年には東京でオリンピックが開かれますし、大阪万博なども控えています。その流れを踏まえると個人的にはウーバーか似たようなサービスは必要だと感じています。

上陸するとしても法律面や既得産業との交渉などが簡単に行かないことをかんがえるとまだ時間がかかると思います。

社会的には必要とされているサービスだと思うのでこの本が少しでもウーバーというサービスへの理解、普及につながればいいなと思い微力ながら作品を紹介させていただきました。

書かれてある内容はとてもわかりやすく、日本で一番ウーバーについて詳しく説明された本だと思うのでぜひ読んでみてください。

それでは!

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