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FLY HIGH 海外にトランポリンを担いで旅をした小さな女性の話。

どうもまっと(@matt_922w)です。

 

年初に決めた抱負はしっかりと継続できているでしょうか?

僕は2018年は100冊本を読もうという抱負をたてたのでそれを達成するために色々な本を読みすすめています。先ほど読んだ本がとても興味深かったので内容を忘れないように自分が気になったポイントをいくつかまとめておきます。

 

今回読んだ本は石原舞さんという方が書いた

『FLY HIGH 〜トランポリンを担いで歩いた世界13カ国の旅』という本です。

この本は去年に一度読んでいたのですがふともう一度読みたい気分になって再度読み返しました。
この本は実は著者である石原舞さんから直接送って頂いた本です。サンタクロースになるという夢をもつ石原さんは自分の書いた本をどこにでも送るというプレゼント企画をしていたことがありその時に頂いた本なんですね。(アメリカに住んでいたのにしっかりと本を送っていただきありがとうございます!)
石原さんには直接お会いしたことはないのですが現在カンボジアのプロンぺンに移住された方で僕の友人があったことがあるようで印象は「エネルギー量がとてつもない方」だそう。
本を読んでいても伝わってくる繊細な感性と人を巻き込むエネルギーは直接あったらさらに強いんだろうな。
内容は世界をトランポリンと共に旅をしながら人を笑顔にしていくというものなんですが
いくつか取り上げたいポイントがあったのでそれについてまとめていきます。
目次

トランポリンを担いでの旅

 

そもそも本のタイトルにもあるように

「トランポリンを担ぎながら旅行をする」という前提条件にツッコミたくなりますね。

身長143センチしかない著者の体で自分よりもはるかに大きなトランポリンを持ち運ぼうとする考えがまずクレイジーだと思います笑

 

実際はわからないのですが、感情にとても素直で考えるよりも体が先に動くタイプの人間なんだと思います。

 

「できるかわからないけどもまずやってみよう」という感覚が強いんだなと感じました。

また飛行機の重量制限によりトランポリンを載せられるか分からなかったり、当日に大雪というハプニングが続くことからも「なんか持っている人だな」という印象を受けました笑

 

トランポリンを運ぶのは人を笑顔にするため

 

そんな夢のようなことを実際に成し遂げてしまいます。色々な場所でトランポリンを使い人を笑顔にして行く。その様子が本のいたるところに組み込まれていました。

 

自分も計画をたてずにどんどん思いつきで行動するタイプなので本を読み進めながら、自分と似た部分を多く見つけることができました。計画的に行動するタイプの人もかっこいいですが色々な人がいてもいいですよね!

 

1度目の挑戦でうまく行かなくても、諦めずに再度挑戦する様子にすごく勇気付けられました。また「感情で人は動く」ことをなんども再確認できました。

 

文章は全体的に難しい言葉も少なくて読みやすい文章になっていましたよ。

理論的な人より、感情的な人が読んだ方が内容が入ってくるのかもしれません!

旅の可能性

トランポリンを持って世界を回るというアイデアはとても面白いと思います。それを実際にやり遂げた石原さんには尊敬します。カンボジアに住んでいる方なのでいつか会えないかなと思っています。

本を送っていただいたお礼もしたいので!

 

この本を読んでいて同時に感じたことは「旅のもつ可能性」です。

旅。この言葉には色々な解釈があるのですが自分にとっては

「自分が見たことのない世界、したことのない経験をすること」だと思っています。

 

著者が出向いた国はほとんどが世界的に後進国と呼ばれる場所です。

私たちがすむ日本はその逆の先進国と呼ばれています。

 

日本でのパスポートの保持率はまだ25%ほどだということを最近聞いて驚きを隠せなかったのですが、後進国では日本の常識なんて全く通じません。

 

子供は教育を受けることができず、日々を生きるのに必死。お金を稼ぐために物乞いをしたり、路上でパフォーマンスをしたりすることで毎日を生き延びています。

また子供にお金を稼がせ、そのお金を親が取り上げてドラッグなどに費やすという現状があります。

 

もちろん全ての人に当てはまることではありませんが日本では考えられないようなことが平気で起こっています。格別後進国ではその様子は顕著であらゆる場所でそのような実態を見受けることができます。

 

本の中でもたびたび、このような問題についての石原さんの考え方が書かれており、実際にこの環境をみたことのある私は読んでいて心が痛くなりました。

 

「お金をあげることが救いにはならない。」「学校を立てることが救いではない」という言葉がすごく自分にも刺さりました。

 

またそのような「人を笑顔にすること」が彼女の使命だと言わんばかりにあらゆる人をトランポリンを通じて笑顔にしていきます。

 

やってみるとわかるのですが、外国で言語能力はなくてもなんとかなります。

気持ちがあれば言葉はなくても会話はできるんです。

 

言語はあくまでもツールであり、気持ちがあれば気持ちは通じ合う。ということを体現していることに心が動かされました。

 

旅をすることで得られることは無限大です。今までの常識が覆される可能性が旅に含まれています。

 

今では旅にでるのに大きなお金も必要ではありません。大切なのは小さな勇気ぐらいです。

 

 

FLY HIGHは現在組織となっています。本の最後に「夢」と書かれた箇所があります。

 

ここは本を読んだ人じゃないと伝わない部分が多くあると思うのですが一つだけ共有させていただきたい夢がありました。

 

それが

「人を殺すために生まれた銃は、人を笑顔にするためにトランポリンの鉄として生まれ変わる」

というものです。

トランポリンも銃も同じ鉄を使っています。使い方を変えればそれらは、「人を殺すもの」から「人を笑顔にするもの」に変わります。

 

もちろんこんな夢のようなことが起きるかどうかはわかりません。でも無理だとは思えない。

石原さんのような人がもっと出てくれば不可能ではないと思います。

 

「人は感情で動く」からです。

 

後先を考えずに、自分の心に100%従えるというのは才能だと思います。

普通なら「これをしたらどうなるのか?」とか後のことを考えてしまって行動をやめてしまいますから。

 

いい意味でバカ正直になれるというのは人を動かす力になると思います。

 

自分はここまで自分の感情に正直になれていないのですが、もっと自分に正直に行動していこうと強く思いました。

 

世界を変えるという大きな夢でなくても、小さなことを積み重ねれば何かが変わるかもしれません。

自分が変える必要はありません。自分が誰かを変えるきっかけになれるかもしれません。長い目で変化を生み出すことができればそれも素敵だと思います。

 

FLY HIGH。高く飛ぶというとてもシンプルなメッセージですがとても力強いと思います。

本を通してでもかなりのパワーを感じました。

 

おわりに

今回は石原舞さんが書いた本である『FLY HIGH』を紹介させていただきました。

とても読みやすい本ですし、海外に行ったことのある人ならば共感できることがたくさんあると思います。

 

読んでいるととても勇気づけられる内容になっていますし、自分にも何かできることはないのかな?

考えるきっかけになると思います。

 

海外に旅にでるハードルはどんどん低くなっていますし、色々な団体や、コミュニティがあるので一人で行かずに複数人で海外にいくことも可能です。

 

まずは自分を見たことのない世界にでるだけでも学びがあると思います。

常識が壊されると色々な可能性に目がいくようになりますよ。

 

石原舞さんにはできるだけ早く会いにいきます。色々なお話をお聞かせ願いたいですし、それまでに自分も向こうにあってもらいたいと思われるような人間になります。

 

笑顔のもつ力は無限大。特に、子供の笑顔の力は何よりも尊いものです。

 

自分もまた旅に出たくなりました。ありがとうございます。

 

今回紹介した本はアマゾンからも入手することができます。こちらからどうぞ。

 

それでは!

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